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Sun Beach Craft Market について

最初のきっかけは、「自分の絵を海で展示したい」たったそれだけの動機。だけど、回を重ねるごとに海が好きなアーチストやクラフトマンとたくさん出会い、たくさんの刺激を受けました。そして3回目を終えた時点でちょっと、いろいろなことを思うようになりました。​といことで、大洗サンビーチクラフトマーケットマーケットを継続的に開く目的、アイコンデザインに込めているイメージなど、この活動のコンセプトをお伝えしようと思います。


このイベントは2016年に第1回目を開催しました。

はじめるにあたり、海がテーマというコンセプトだけ決めて、それ以外は無計画にはじめてみたイベントですが、イベントの回数を重ねて思うところが出てきたので、イベントのコンセプトに少し色を付けようと思いました。以下が今のコンセプトの色付けです。

とにかく海が好きな人であれば、そんな環境でビーチライフを一生維持し続けられることが一番の望みでしょう!そんな居心地の良い波のあるビーチをこれから先も環境維持し続けるには海を大切にする文化、風土醸成が大事です。実はアイコンデザインにはそんな想いを一つ込めてデザインしてます。

大洗サンビーチクラフトマーケットのアイコンデザインは「赤い太陽」「青い海」「アンカー」を表現していますが、
これは燦々と太陽の陽が降り注ぎクリーンな波に恵まれたビーチをイメージしてます。
赤く丸い太陽の中身埋め込んだアンカーマークが意味するのは貿易港です。

貿易港といえば色々な文化の人たちが交流する場所がイメージできるかと思います。貿易港には色々な人が寄港して新しい文化を持ち込んだり、また未知の世界の新しい文化を求めて出航する人がいたり、とにかくその場所から、何かが
始まったり交わったりするわけで、どんな貿易港を造るかによっては、その土地に根付く風土と文化の特徴が現れてきます。

例えば船が停泊する目的には、漁港、ヨットハーバー、工業製品の輸出入、島へ渡るための改札口と言ったように、色々な目的で船着場は開港されます。
僕は少なくとも綺麗な海を維持できない貿易港の開港は避けたいところです。
海に大きな人工物を植え付けたり、海洋マイクロプラスチックによる生態系への影響や、川から流れついたビーチゴミといった海にまつわる問題がありますが、そういう海の風景もあまり目に入れたくありません。

そんな結果にならないようにするためには、できれば海を好きな人たちがアートやクラフトといった自前の持ち合わせの文化を軸に人々が貿易交流できることを目的とした開港ができたらいいなぁと思ってます。


アート、クラフト好きな人、特に海が好きなアーチスト、クラフトマンは、皆、自然環境配慮意識の高い人が多いと思います。そのような方々を軸にすることで、そこには新しいもの、珍しいものを求める人が集まり、ビーチカルチャーが徐々に自然な形で広がっていき、海に住む人、山に住む人、街に住む人、住む場所関係なく、みんな最終的には海好きな人が過半数になり、その過半数の人たちが地域の中心になってその土地の風土を醸成し文化を育んでいくことができれば、ずっときれいな海を維持し続けられるのだろうと思うわけです。
だから本当に海好きな人が純粋に増えることにより、海好きな住人、海好きな役人、海好きな政治家というように海好きな人の波紋が広がっていきさえす
れば、綺麗な海を維持することができる理論です。

そんな訳で大洗サンビーチクラフトマーケットは、海好きな人が沢山集まり面白いビーチカルチャーを、みんなのアート、クラフトの影響力で自然発生的に育くんでいくのが目的なのです。

年に一度のサンビーチクラフトマーケットでは、異国から寄港した人、母国に帰港した人、これから出航する人、どちら側でもよく、参加する海好きな人みんなが、一時的でも、永続的でも、大洗にアンカーを下ろして停泊してくれれば、なんとなくそのうちに心地の良い素敵なビーチカルチャーを育む人たちが増殖されていくことでしょう!

年に一度海開きの前の週に海好きな仲間と海好きな人たちをお待ちしてますので、一緒に海を感じてアート&クラフトのフリマイベントを楽しみましょう。


Chino  

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